トランスフォーミズム・アーティストのハリー・ヌリエフが、メゾンのエントランスでゲストを迎えます。彼の作品は、バカラのマニュファクチュールの熟練した職人の技術を再解釈したものです。数ヶ月に及ぶリサーチ、マニュファクチュールへの訪問、職人やM.O.F.(フランス国家最優秀職人)との話し合いを経て、コンコルド広場のオベリスクに施されているような象形文字からインスパイアされ、エントランスを生まれ変わらせました。

ハリー・ヌリエフはバカラの原点に立ち返り、切り石に刻印したり、シルバーやカラーで描くことでモチーフを再考し、バカラのコードが記された百科事典、クリスタルのさまざまな制作工程、デカンタのスケッチ、“C'est la fête(祝祭)”や“délicatesse(繊細さ)”といったメゾンの世界を象徴する言葉を表現しています。

ハリー・ヌリエフ

ファッションデザイナー


ハリー・ヌリエフは、パリとニューヨークを拠点に活動する、アーティスト、建築家、デザイナー。


2014年に設立されたデザインとインテリア建築事務所、クロスビー・スタジオの創設者兼アーティスティック・ディレクターです。彼の作品はすべて、彼自身が概念化した“トランスフォーミズム”というムーブメントを背景にして考えられています。これは、変容や変革的な体験を尊重する活動を意味しています。

訪問を続ける

  • 冷蔵庫内のアーカイブ

  • 動きのあるマニュファクチュール

  • 光の礼拝堂